おはようございます@はらだです。
先日、あるお客様より相談がありました。
と言う訳で会話風に・・・。
お客様:「近々鮮魚部門を三力さんにお願いしたいのですが・・・」
ハラダ:「うちはいつでもウェルカムですよ。ではなぜ?」
お客様:「既存の取引業者が店頭販売で決まりきった商品しか揃えなくなりつつありまして」
ハラダ:「あ~そうですか・・・。
長野市場もそうですよ。なので当社は“産地直送”に力を注いでおります」
お客様:「貴社のHPで営業日ごとに更新されている鮮魚やマグロは事前に注文販売ですか?」
ハラダ:「一部の商品は注文品もありますが、
基本的には店頭販売品ですよ!それ、普通でしょ!?」
お客様:「それが普通ではないのです。既存仕入先は売れるものしか置かないのです」
とのこと・・・。
このお客様の鮮魚の主要仕入取引先は地元でもそれなりの規模。
上記の販売業者、
当社のように品揃えできない理由もある程度は察しが付きますが、
無難なものしか取り扱えないのは会社や上司の責任でしょう・・・。
規模を維持したいという、
実にくだらないプライドを死守するために“NO”と言えず買い叩きまくられ、
結果的には無難なものしか扱わなくなってしまった魅力のない卸になっている・・・。
まさしく本末転倒というやつでしょうか。
当社も地元に欲しい魚があればいくらでも仕入れますが、
理想の魚がなければ自分で手当てするしかありませんよね!?
それに、
リスクも取らず注文通りの商売ならば、
小学生でもできますよね!?
また、
商売上モラルに反する行為をされれば、
特に必要でなければ仕入れる必要性もありませんよね!?
当社は“魚屋”
堂々と「魚屋」と名乗りたいだけなのです。
当社は物流センターでもピッキングセンターでも運送屋さんでもありません。
あくまで“魚屋”です。
基本は季節を大事にする店頭販売!
お寿司屋さんの”ネタケース”を目指しております!
売っている方も仕入れているお客さまも楽しいじゃないですか!
「長野に漁港を!」
そして“商品力の向上”
当社が存在意義を発揮できるのはこれしかないでしょ!?
ところで、
冒頭で当社で天然物を仕入れたいと言っていたお客様、
さぁ~て、実行に移すことができるでしょうか!?
提供する側がワンパターン的な商品を販売しても楽しくないですよね!?
それは当然のことながら食べるお客さまにも伝わりますよね!?
実際伺って食べてみると、
一番自信を持っておススメしなければならない日替わりの“本日のおススメ”が、
残念ながらワンパターンになりつつあるように見受けられました。
「あっ、このメニューつい最近も見たっ!」って感じですね・・・。
もし、当社の天然物を真剣に仕入れ実行に移すことができるならば、
地域でこのお店を確立できるような商品を
全力で提案させていただきますよ!(^_^)
今後の動向、
つまりやる気があるかどうか、乞うご期待ですね・・・。
売上の良い時こそ、
次の一手を打てるかどうか。
売らなければ利益は発生しませんからね!
できるできない、ではなく
“やるかやらないか”
これに尽きるのではないでしょうか!
注文ばかりじゃ!?
2012.08.17 (金) 02:30 仕事
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