おはようございます@原田です。
いよいよ4月より消費税増税が実施されることとなります。
15年ぶりということでおそらく若い世代の方々は初めての経験ではないでしょうか!
消費税が導入されたのが1989年(平成元年)4月、
私が大学へ入学した年ですので今でもその時の記憶は鮮明に残っております。
お釣りの1円玉や5円玉を貯金箱に入れていたものです。
3%→5%→4月より“8%”→来年10月より“10%”
世界では消費税は今や当たり前です。
残念ながら消費マインド(動向)は短期間ではありますが落ち込むことは否めませんが、
最近の20~30代の方々は“量より質”という消費傾向が見受けられるとのこと・・・。
デパートでは長持ちするという理由から高級時計や紳士服が売れたり、
その客層が先程触れた若年層とのこと。
そうなると、やはり今までは不況の煽りから、
当社のような外食産業に供給する飲食店さんへの食事する機会も
「10回に1回位は美味しいものが食べたい!」という傾向が、
「5回に1回」あるいは「3回に1回」と外食する回数が増えるのではないでしょうか!
当社が供給させていただいているお客様の傾向として、
食材にこだわる傾向の方々が徐々に増えているように感じとられます。
この傾向を単に“アベノミクス?”で片づけてしまうのは安易過ぎます。
私の個人的な見解ですが、
中間層以上から富裕層にかけての消費動向が活発にならない限り、
お金は回らないのではないでしょうか。
つまり景気にあまり左右されないこの層を確実に顧客に取り込めるかどうかが、
飲食店に限っては大切な事ではないでしょうか!
ストレートに表現するならば、
低所得者がいくら頑張ってお金を使っても、
お金の使い方が根本的に異なる中間層から富裕層の方々には到底叶わないのです。
なのでこの現実“社会の縮図”を直視し、そして認めることで、
中間層から上の層にターゲットを絞った飲食店さんしか生き残れないのではないでしょうか!
大手105円均一の回転すしチェーン店でさえ、1カン189円のお寿司を販売する時代なのです。
以前飲食店の方々は口を揃えてこう主張したものです。
“儲からないから良いものは扱えない”
上記のように主張される方、
本心は「自分の給与が減るから良いものは使えない!」って言いたいのですよね!?(^_^)
果たしてこれがサービス業の原点である“忘己利他”の精神でしょうか?
様々な経営方針がありますが、
一番良くないのは“中途半端”ですね・・・。
» 2014年3月
1