» 2013年5月

  • 2013.05.20 (月) 06:00 仕事

    おはようございます@ハラダです。

    先週は年間を通じてベスト5に入るのではないかという位暇な週でしたね・・・。

    とは言うものの、
    なぜか私は細々した所用が随時入ってきまして少々疲労困憊ですが(^_^;)

    ところで先日あるテレビ番組で放映された内容に非常に興味を持ちました。

    「帝国ホテル“ブッチャー”」

    言わずと知れたこのホテル、
    1890年(明治23年)に開業し日本を代表する老舗ホテルであり、
    おそらく皆さまの中にはこのホテルに思い出のある方々も多いのではないでしょうか。

    ちなみに“ブッチャー”と言えば、
    多くの方は元プロレスラーのアブドーラ・ザ・ブッチャーさんを思いつくのではないでしょうか!(^_^)

    さてさて、、、
    ・バイキング(食べ放題)
    ・ランドリ-サービス

    上記の発祥の地が帝国ホテルなのであります。

    きめ細かいサービスで魅了するこのホテル、
    番組ではこのホテル独自に存在する“ブッチャー”について特集されておりました。

    本来のブッチャー(Butcher)の意味は、
    肉屋(の主人)、食肉解体処理作業員、〈獣・鳥・魚を〉ほふる,殺す,解体する,ばらす
    といった意味であります。

    このホテルで意味する“ブッチャー”というのは、
    肉の吟味役担当→肉の目利き専門部門の名称とのこと。

    帝国ホテルには8つのレストランなどがあり、牛肉だけで1日牛20頭分が消費され、
    ブッチャーシェフと言われる方が仕入れから熟成までの全てを管理し、
    購入した肉は“エイジングルーム”という冷蔵庫で7~10日熟成し、
    最高の熟成状態で提供されるとのこと。

    番組では目利きをしているシェフの様子が放映され、
    このホテル用に持ち込む肉屋さんはおそらく心中は戦々恐々ではないかと・・・。

    食材を収める同業者として心中お察しします・・・。

    ブッチャーシェフ曰く、
    「ブランドにはこだわらない」
    「上等とされる肉、値段の高い肉の中にも良くないものがあります。
    そういう肉は申し訳ないが返品させてもらっています。」

    ブランドに振り回されることなく、
    本質を見極めるという仕事に関してプロ意識を感じました。

    そしてこのような仕事は決して表舞台に立つことはありませんが、
    お客様のために働く裏方のサービス精神に重ねてプロ意識を感じました。

    魚も然り、
    例え名の通ったブランドものでも時季によって、
    あるいは素材そのものの品質が今一つの評価のものが存在するのも事実です。

    本来我々納入業者はお客様の嗜好を把握し、
    お客様の個性がより活き魅力を引き出せるように提案するのが仕事なのですが、
    同業者には偽善者を装い己の利己的なことばかり最優先するもの、
    あるいはブランドばかりを強調し品質と価格が伴わないものまで提案する業者も存在するそうです。

    当社はご存じの通り天然魚を主体に産地直送に取り組んでおりますが、
    個々の産地が一年中品質が良い訳ではないことは重々承知しております。

    当社は各産地のブランドに振り回されることなく、
    “時季”と言われる一番良い時の状態の魚、いわゆる“旬の食材”を提供するよう努めております。

    帝国ホテルさんの食肉のように当社が鮮魚を産地の方々自ら持ち込んでいただく訳には参りませんが、
    個々の産地より時期の旬の魚を“お任せスタイル”、
    つまりこちらから魚種を指定するのではなく先方にお任せすることによって旬の食材を確保しております。

    その方が仕入れ効率も向上し、
    そしてお客様にとっても魚種のマンネリ化を防ぐことが可能となるのです。

    なので大変おこがましいのですが帝国ホテル独自の目利き制度である“ブッチャー”、
    ブランドにこだわらず品質そのものの“本質”を見極めようとする姿勢に非常に共感するのであります。

    昨今、
    ブランドばかり強調し、
    品質と価格のバランスがかい離した商品を見受けられる機会が大変多くなりました。

    また実際に食材を使うプロの板前さんやコックさんの中には、
    腕に自信がないのかどうか定かではありませんがブランドに固執あるいはブランド名に頼ってばかりで、
    時季ではないブランド食材に手を出してしまう方々も存在します。

    せめて我々納入するプロは品質と価格のバランス、
    そしてこれに伴う本質を見極め供給することこそ非常に大切なのではないでしょうか!

    そして使用する板前さんやコックさんもブランドに振り回されることなく、
    食材そのものの“本質の目利き”に磨きを掛ける機会を多く作るべきではないでしょうか!

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  • 2013.05.13 (月) 04:41 仕事

    おはようございます@ハラダです。

    今週は業界的には一番閑散期ではないでしょうか。
    基本的には月にもよりますが隔週の水曜日は休市となっていますが、
    そろそろこの業界も販売や相場にメリハリをつけ、
    労働環境の環境を整えるためにも毎週水曜日を休市にすることを検討したらどうかと・・・。

    ところでご存じの方もいるかもしれませんが、
    只今私は週に1~2度主に若手社員さんの配達に同行しております。

    OJT
    “ON THE JOB TRAINING”

    つまり現場においての実地訓練というやつですね・・・。

    社会人というよりも、
    成人として最低限身に着けていなければならない常識を教えております。

    以前ある方に「この位分かっているだろうということが分かっていないことが多い」とご指摘を受け、
    実際に若手社員さんと接してみると挨拶然り、運転マナー然り、コミュニケーション能力然り、
    思い当たることが多々見受けられました。

    中でも今後意識していただきたいことを繰り返し指導しております。
    それは“コスト意識”
    つまり会社ではコスト、いわゆる費用が発生いたします。

    貸借対照表や損益計算書あるいはキャッシュフローの本質をご存じの方ならば、
    “コスト(費用)”というのは常に付き纏うもの・・・。

    単純に、
    売上ー仕入=(粗)利益
    (粗)利益ー費用(給与、管理維持費等)=経常利益
    経常利益ー営業外費用(金利負担等) =税引き前利益
    税引き前利益ー法人税や消費税等ー特別損失(退職金や貸し倒れ等)=当期純利益

    せめて営業社員さんは経常利益位の流れは意識しなければなりません。

    会計処理というものは合法的な処理に則り行なわれます。
    企業によってはある特定な費用は会社負担で認められるものや認められないものもあります。

    当たり前ですが会社は赤字、
    つまり決算において最終利益が損失に陥る状況を作ってはなりません。

    そのためにはあらゆる費用の概算を経営者は把握しなければならず、
    “鬼手物心”の如くメスを入れなければならない場面も発生いたします。

    “メス”
    最終的に一番手を付けたくない費用、
    それは給与あるいは賞与(ボーナス)であります。

    例えば配送費用には思い付くだけでもこれだけあるのです。
    ・車両費用(車体価格)
    ・自動車税
    ・整備費用(車検代、オイル交換、・タイヤ交換等)
    ・ガソリン代
    ・車両保険
    ・物損事故
    ・高速料金

    当社の冷蔵車は1台当たり約@400万円、
    車検は1年に1回で約@10万円強、
    ガソリン代は年間約@500万円、
    車両保険は年間約@100万円、
    高速道路は年間約@100万円等々、
    経営的に多大なる負担を強いられることになるのです。

    その他水道光熱費で年間約@600万円発生し、
    社員の福利厚生費というのもバカになりません。

    「チリも積もれば山となる」

    このような費用を販売価格に転換できるかといったら、
    ご存じの通り“サービス”となっているのが実情です。

    となると赤字を防ぐべく費用圧縮の対策が不十分となると、
    聖域である“賃金カット”にメスを入れざるを得なくなって参ります。

    以前、
    コスト意識が全くない社員さんが在籍しておりました。

    退職後その社員さんの在籍してた当時の動向詳細をチェックしてみると、
    まぁ~無駄が多かったのなんのって・・・。

    限られた環境や予算の中で、
    最大限な生産性や効率を追求するのがプロフェッショナル!

    ただただ何も考えずに、
    というより自分が楽することだけのために自分のお金ではないから良いのだと勘違いし、
    無駄に会社のお金を使っていたのが手に取るように分かる社員さんに対して、
    会社側としては赤字を出さないために“昇給なし”あるいは“ボーナス減少”という手段に出るのです。

    当社の若手社員さん、
    当たり前ですが会社の会計の一連の流れは分かっておりません。

    なので私が配達に同乗し、
    無駄な作業をチェックしながら各自の思考力を身に付けるために指導しております。
    「どうして無駄にアクセルを踏むのか?」
    「どうして無駄に高速道路を使用するのか?」
    「どうして特定のお客様だけ張り付くのか?」

    細かく指摘すれば切りがないのですが一つ一つ丁寧に根気強く指摘しております。

    特に若い時にしっかりコスト意識を身に付けるよう指導しなければ、
    “中堅”と言われるような良い歳の方々が使い物にならなくなった、
    という事例を数多く目の当たりにしてきました。

    ですので無駄な費用を発生させてしまうと経営者は赤字を計上せず帳尻合わせのために、
    一番手の付けやすい給与やボーナスにメスを入れざるを得なくなるので、
    最終的には己の給与やボーナスに良くも悪くも反映されてしまうという事を繰り返し指導しております。

    ですので若手社員さんには販売させるというのはまだまだ先の事となります。

    ただ、スタートは平等ですが、
    その後どうするかは残念ながら最終的には本人次第ではないでしょうか!

    “独身貴族”
    結婚前は人生勉強で給与を使い果たしても何とかなります。

    しかし時が流れ、
    結婚し家庭を築き借家あるいは一軒家を購入し、
    いずれは子供を授かり、
    そして年を重ねるごとに教育費やその他の費用が重く圧し掛かってくるのは紛れもない事実・・・。

    となると家庭では世帯主という名の“長”となり、
    それこそ経営者感覚で家計をやり繰りしなければならず、
    会社で従事する時と同じで家庭でも“コスト意識”を身に付けなければなりません。

    長である“夫”が己の不甲斐なさ→稼ぎが悪いのが原因で家族に不憫な思いをさせ、
    そして子供たちの可能性を摘んでしまうかどうか、
    それは最終的に男次第ではないでしょうか!
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  • 2013.05.01 (水) 03:59 仕事

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    おはようございます@ハラダです。

    今日から5月。
    そしてGWも後半戦へと突入します!

    当社にとっても2~3日は勝負の日ですので気合を入れて立ち向かわなければ・・・。

    ところで先月4月22日の朝日新聞の一面を見ていると、
    ユニクロの柳井さんが“世界同一賃金”構想を計画中との記事が。

    キーワードは“グローバル”

    柳井さん曰く、
    世界を相手に展開する企業にとって、
    どこの国で働こうが同じ収益を上げていれば同じ賃金でというシンプルな考え方のようですね。

    一部ネットや媒体などでは炎上騒ぎとなっているようですね。

    「世界同一賃金って、要は最貧国水準の賃金体系ってことだよね」
    「ユニクロ柳井会長が労働法規無視」
    「最低賃金などは、各国の労働法規によって定められている。
     それぞれの国の物価や生活水準に配慮した金額となっており、これを均一化するのは単純な違法行為」
    「結局、柳井会長兼社長の『グローバル化』はワタミの渡邊美樹会長が語る『夢』と同じく、
     社員を使い捨てにするための『免罪符』にすぎない」
    「ブラック企業そのものの金満体質を隠さず披露するなどというのは、
     社会からの報復も恐れないということであろうか」
    「ユニクロショックは地獄の始まり 年収100万円時代にのみ込まれる」
    「弱肉強食の競争社会で富を得るのは、一握りの『勝ち組』のみ。彼らとて『寝てない自慢』だけが喜びで、
     多くが家庭不和を抱えている。真の幸福とは程遠い暮らしが、『世界同一賃金』でエスカレートしていく」

    などなど、様々な反対意見の主張が繰り広げられているようです。


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    一方の柳井さん、
    翌23日のインタビュー記事では、
    「グローバル経済というのは『Grow or Die』(成長か、さもなければ死か)」
    「新興国や途上国にも優秀な社員がいるのに、同じ会社にいても、国が違うから賃金が低いというのは、
     グローバルに事業を展開しようとする企業ではあり得ない」

    また、
    「仕事を通じて付加価値がつけられないと、低賃金で働く途上国の人の賃金にフラット化するので、
     年収100万円のほうになっていくのは仕方がない」
    「日本人にとっては厳しいかもしれないけれど。でも海外の人は全部、頑張っているわけだ」

    つまりグローバルの視野で見て判断していかなければ商品や販売員の付加価値が見出せず、
    結果それが最終的には良くも悪くも個々の給与に反映するという事を主張したいのであろう。

    上記の記事にも書かれていますが、
    「将来、結婚して家庭を持つ、人より良い生活をしたいのであれば、賃金が上がらないとできない。
     技能や仕事が今のままで良いのいう事にはならない。頑張らないと」と主張しています。

    決して私は世界同一賃金と結び付ける訳ではありませんが、
    柳井さんの主張は至極シンプルかつ本質(基本)なのではないでしょうか!

    以前当社に在籍していた社員との会話。
    元社員:「給料が何年も上がっていないのですが、理由は?」
    ハラダ:「入社当時と比べて技能や仕事の質は向上しましたか?」
    元社員:「・・・・・」
    ハラダ:「質が向上され会社に貢献しない限り、給与はアップできません」

    程なくしてその方は退職されましたが風の噂によると自由であった当社と比べ、
    現在在籍されている会社でも苦戦を強いられているとのこと・・・。

    あくまで私の主観ですが、
    残念ながらこの方はご自身の付加価値が客観的に分析できなかったかもしれませんね。

    実際元社員さんが何年もの間現状維持の基本給でも、
    他の社員さんの中には着実に昇給している方々もいます。

    理由は明確、
    年々技能や仕事の質向上や貢献が顕著に見受けられた、
    ただそれだけです。

    あまりにも過度な数字重視評価をしすぎることにも問題がありますが、
    現実として経営は最終的には決算書と名の“通知表”が全て。

    ましてや2期連続で赤字企業になれば、
    金融機関に信用が得られなくなり資金繰りが滞るのは周知の事実。

    安定的な企業や団体で働く方々には柳井さんの主張は理解できないのではないかと考えております。

    なぜならば景気や実績にあまり左右されることなく、
    給与や賞与が支給されるケースが普通ではないかと。

    ただ“競争”が基本となっている企業ではそうは参りません。

    “競争”が主体で働く方々の皆さん、
    柳井さんの主張、果たしてどのように解釈されるのでしょうか!?

    甚だ生意気な主張ですが、
    本質が理解できればすんなりと受け入れられるのではないでしょうか!

    ちなみに私は“100%自己責任”というスタンスですので、特に抵抗はありませんでした。
    なぜならば、柳井さんの主張は「誰でも最初は平等である」という事を申しているからです。

    そうでなければ、
    やる気があり実績のある仕事のできる方々が、
    張り合いや使命感を持って仕事に従事できないじゃないですか!
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